日本体育協会公認アスレティックトレーナー

日本において、スポーツトレーナーになるために取得すべきとされている資格に「日本体育協会公認アスレティックトレーナー」があります。 資格の取得方法や難易度、どんな場面で役立つかを解説します。

日本体育協会公認アスレティックトレーナーとはどんな資格?

日本のアマチュアスポーツを統括する公益財団法人、それが日本スポーツ協会。この日本スポーツ協会が公認している資格が、その名のとおり日本スポーツ協会公認アスレティックトレーナーとなります。日本国内では、スポーツトレーナーの資格として最も有名なものといえるでしょう。

アスレティックトレーナーは、アスリートをサポートする大きな役割があり、傷害の予防や外傷の応急処置、リハビリやトレーニングなど様々な場面でのキーパーソンとなります。現在では、スポーツの現場だけでなく高齢者の健康推進など、多岐にわたって活躍できる資格となっています。

日本体育協会公認アスレティックトレーナー資格の受験資格と難易度

試験概要

アスレティックトレーナーの資格を取得するには、幅広いスポーツの知識のほか、医療的な知識も必要となります。受講有効期間も設定されているため、期間内に合格できるよう、計画的に学習を進めていくことが必要となります。

実施方法

  • 期間:当該年度6月から翌々年3月
  • 定員:100名程度
  • 共通科目:日本スポーツ協会において実施
  • 専門科目:日本スポーツ協会において実施
  • 検定試験:理論試験・実技試験

受講有効期間

  • 共通科目検定試験、専門科目理論試験の合格まで5年(最終年度の3月31日まで)
  • 専門科目実技試験は、専門科目理論試験の合格後、2回受験することが可能
  • 期限内に共通科目、専門科目のすべてを修了できなければ受講者権利がはく奪

受講料・資格登録料

  • 共通科目:20,000円(税別)、教材費別途3,000円(税別)
  • 専門科目:67,000円(税別
  • 実技試験検定料:30,000円(税別)
  • 資格登録料:登録料は4年間で20,000円
    (基本登録料10,000円+資格別登録料10,000円)
    初回登録時のみ、初期登録料3,000円が別途必要。

検定・検査

  • 共通科目
    知識確認テストおよび事後学習の課題提出。知識確認テストでは、一定以上の知識を有することを確認され、事後学習の課題は日本スポーツ協会で審査されます。
  • 専門科目
    理論試験と実技試験を行い、総合的に判定されます。実技試験は、理論試験に合格した者のみが受講できます。

注意事項

多くのカリキュラムがあるアスレティックトレーナー。そのカリキュラム数は、共通科目は150時間(集合講習及び自宅学習)、専門科目においては合計600時間(集合講習190時間、自宅学習410時間)設定されています。

このように、すべてのカリキュラムを受講するには、かなりの時間を要します。受講有効期限内にすべてを修了させなければ、受講資格を失ってしまいますので、計画的にカリキュラムをすすめていくことが大切といえるでしょう。

合格率を高めるためのヒント

非常に難易度が高い資格であるアスレティックトレーナー。合格するには、その狭き門を突破しなければなりません。ここでは、合格率を高めるためのヒントを一つひとつ紹介していきます。

大学・専門学校での資格取得

働きながらでは勉強する時間の確保も難しく、資格取得へのハードルが高く感じられることでしょう。

学習環境が整っている中で資格を取得する方法として、大学や専門学校で取得する方法があります。

免除適応コース承認校では、日本スポーツ協会で実施している講習会と同じカリキュラムを大学や専門学校で履修することで、講習や試験の一部またはすべてが免除されます。

確実に資格取得を目指すには、免除適応コース承認校への進学がおすすめです。より合格率が高まることにつながるでしょう。

講習・試験の免除対象になる

アスレティックトレーナーでは、講習・試験の免除対象となる条件があります。最初から難関のアスレティックトレーナーを取得するのではなく、まずは免除対象の条件をクリアし、最終的にはアスレティックトレーナーの資格取得を目指すことも合格率を高めるポイントになります。

  • 共通科目が免除される条件
  • すでに公認スポーツ指導者資格を保有している場合など、現在保有している資格の共通科目と同等、もしくはそれ以下の資格を取得する場合
  • 「免除適応コース修了証明書」を保有している場合
  • 関連のある資格を保有している場合

    公認スポーツ指導養成講習会・共通科目Ⅰ部分が免除される関連資格:
    レクリエーションコーディネーター、野外活動指導者(ディレクター1級)、日本スポーツ少年団認定員) 公認スポーツ指導者養成講習会・共通科目Ⅰ、
    Ⅱ部分が免除される関連資格:健康運動指導士

    • 専門科目が免除される条件
  • 競技別指導者資格で、その競技団体の関連資格を取得している場合
  • 共通科目と専門科目の両者が免除となる条件
  • 共通科目・専門科目ともに、免除要件を満たしている場合は、所定の申請をすることで、養成講習会を受けずに資格を取得することが可能となります。

    申請できる資格は、コーチ1・コーチ2・コーチ3・教師資格のうち、専門科目を免除できる競技とコーチングアシスタント資格です。

    日本体育協会公認アスレティックトレーナー資格の合格率はどのくらい?

    合格率は10%以下ともいわれているため、非常に難易度は高いと思ってよいでしょう。資格取得のための試験では、筆記試験と総合実技試験が実施されます。なお筆記試験は、専門知識が問われるので、しっかりと勉強しておくことが重要です。

    過去問(資格試験)の課題を解く

    過去数年分の問題を繰り返し解き、出題傾向や問題の特徴などを把握できるようにします。教科書を読むこと、過去問題を解くことを反復しながら学習することで、自分の中でしっかりと知識として習得し、色んな問題にも応用できるようになります。

    資格取得後の更新研修について

    アスレティックトレーナーの資格有効期限は4年間。資格を更新するには、有効期限が切れる6ヶ月前までに更新研修を受ける必要があります。

    2019年度から、中央競技団体やプロスポーツ団体が主催する研修会の一部が更新研修となっています。資格有効期限内に研修会に2回参加することで資格更新の条件を満たします。

    日本体育協会公認アスレティックトレーナーの資格取得後の進路は?

    日本体育協会公認アスレティックトレーナー資格を取得することで目指せる仕事はもちろん、この資格を取得したからといって必ずしもスポーツトレーナーとして就職できるとは断言できません。とはいえ前述したとおり難易度の高い資格であることは事実です。

    日本体育協会公認アスレティックトレーナーの資格があることは、大きな強みとなりますので、履歴書記入や採用面接の場では前面に出していきましょう。さまざまなスポーツ競技の舞台裏で、競技者をサポートする縁の下の力持ちを目指すことができるでしょう。

    未経験からでも資格取得を目指せる
    パーソナルトレーナー養成スクール
    ASP セカンドパス プロジム
    通学期間 2~6ヶ月 6ヶ月 6ヶ月
    通える時間 平日:
    10:00~22:00
    土日:
    10:00~22:00
    ※上記時間内いつでもOK
    平日:----
    ※日曜のみ通学可
    平日:
    18:00~22:00
    土日:
    10:00~/15:00~
    ※決まった時間のみ
    通うエリア 銀座(有楽町)
    新宿 代々木 恵比寿
    横浜 池袋
    札幌 名古屋 渋谷
    大阪 福岡
    大阪